みなさま今日はヤギさんよりメリクリです。若干強引に連載してきたMBA流「ヤギさん伝説の解説」も今回でようやく最終回を迎えることになりました。今までお読みいただいた方々、ありがとうございました。そろそろ本題に入りましょう。
Q4)白八木さんが初めに書いた手紙には一体何が書かれていたのか?
受け取った手紙を読まずに食べる人はまずいません。であれば、白八木さんが黒八木さんに「読まずに食べた」と言わせるほど強烈な内容とは一体何だったのか?実はこれ、重要な秘密を知らされた黒八木さん自身が当局にマークされる事を恐れるがあまり「あれ、中身は見れなかったんだ」と第三者《検閲者》にアピールする必要があったのです。
それを裏付けるのが、黒八木さんからの不可解な返事「読まずに食べちゃった」に対する白八木さんの返信です。当然、必死の告白に対する返事なので待ちに待っていたはず、白八木さんは絶対に読んでいます。開封して「読まずに食べた」と一言書いてあった事に対して「んな馬鹿な」となる所ですが「黒八木のヤツ、うまいこと言うじゃないか」と感じたのでしょう。普通ならもう一度、内容を書き直す所、白八木さんも淡々と「俺も読まずに食べちゃった」という、一見不可解な返信で「感謝の意」を伝えているのです。
つまり白八木さんが当初手紙に書いた内容とは、下に例示されるような知らされるだけで捜査対象になるような、恐らくXファイル級の未解決事件に関する真相でしょう。まさに、映画「The Rock」で英国の諜報員(ションコネリー)が米国から入手したマイクロフィルムが原因で、正式な裁判すら受けずにサンフランシスコ沖のアルカトラズ島に収監(後に脱獄)されていた事件すら惹起させます。
- ケネディー暗殺事件の真相
- UFO関連情報(エリア51の何か)
- ムー大陸の真相
- 惑星ニビル関連情報(笑)
そうなると二人の社会的な立場も垣間見え、白八木=スパイ、黒八木=政府高官、といったところでしょうか、えっそこ?とお感じの諸先輩方も多くおられるかと思いますが、ケースメソッドにおいてケースファクトからの推論は自由です。今日はクリスマス、見逃してあげて下さい。
Merry Christmas 2016 from NUCB