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イノベーションをマネジメントできるのか?

先日、ネット番組の中で、同じ名古屋商科大学大学院の矢本成恒先生と対談をしました。タイトルは「禅とアートとMBA」。一見、まったく関係のなさそうなこの三つを結ぶ補助線を引く対談となりました。(冒頭、音声がはいっておらず、再度やり直しになったのもご愛嬌(笑)。)

イノベーションはマネジメントできるのか? マネジメントするよりもむしろリーダーシップが重要なのではないか? そうであるならば、リーダーのマインドセットこそが重要であり、そこに禅やアートとの接点があるのではないか? そんなふうに議論を重ねていきました。

■イノベーションに必要な自他非分離の状態

禅というのは、自他非分離の状態になることを言います。対象と自分との間の垣根を取り払ってしまうわけです。マネジメントというのは、逆に自他を分けて、対象を「マネジメント」しようとします。禅は、そうしたスタンスとは真逆の状態を目指します。

イノベーションを起こすというのは、常識をくつがえすような発想をする必要があり、そのときには必ず、自分自身がもっていた従来からの認識も大きく変える必要が出てきます。つまり、イノベーションの対象であるところのものを変えながら、自分自身も変わるわけです。自分を安全地帯に置くのではなく、相手を変えながら自分も変わる。そこに自他非分離の状態がみえてくる。そんなふうに考えられます。

■アートによる自己変革

そしてアートもまた、認識の変革、自己変革の営みであり、特に現代アートは、それまで見ていた世界が違って見えるような仕掛けなのです。

よかったら、ご覧ください。

(後半は、そうしたイノベーション人材を育成するためにはどうすればよいのか、MBAの役割は何かという議論しているのですが、そこからは私が代表理事を務める一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会の会員限定となります。あしからずご了承ください。)



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