MBA取得にかかる費用は、その地域、MBAプログラムの種類(フルタイム・パートタイム)によって大きく変わるので一概には言えませんが、まずざっくりとした金額として、国内MBAの場合はおよそ150万円から650万円まで存在し、海外MBAの場合は平均的に400万程度(生活費除く)となります。ここまでは、どのMBA情報サイトを見ても似たような内容ですが、実は、条件を同一に設定すればアメリカとアジアのMBA取得にかかる学費はほとんど変わらないというのが真実です。以下はMBAを授与するビジネススクールの国際認証団体であるAACSBによる報告レポートです。まず、前提条件としては以下の通りです。
- 国際認証を取得しているビジネススクールの授業料
- 大学院レベルの教育プログラム
- 学位取得に必要となる総費用
- フルタイムMBA(仕事との両立は不可)
- 生活費は含まない
この表から言えることは、明らかにヨーロッパ以外のMBAの取得費用はほとんど同じであるという傾向、そして地域を問わずMBA取得に必要な費用は増加傾向にあるという事実です。まず、なぜヨーロッパのMBAの取得費用がこれほど高くなる理由は明快で、ヨーロッパでは学部教育で授業料を徴収することが禁じられている国が多く存在するためであります。したがって大学はその運営に必要な資金を国からの補助金か、規制のかからない社会人教育(もしくは企業研修)から得ているため、比較的高い授業料設定となるのです。
あと、米国にはとても多くのビジネススクールがありますので、平均としてはこのような数値になっていますが、トップビジネススクールでMBA取得となるととてつもない授業料となります。
次にMBA取得に必要な授業料が地域を問わず全体的に上昇傾向にある点については、グローバルレベルではMBAというマネジメントスキルを有する人材のニーズが常に存在しているという点に尽き、その自己投資に見合う収入面でのリターンが存在することの証であります。事実、日本国内でもこの10年間でMBAの取得費用は感覚的に10%は上昇していると思われます。
最後になりますが、欧米でのMBA取得に伴う生活費がなかなかの曲者で、ロンドンやオスロなど物価の高い地域となると2年間で400万を超えることも珍しくありませんので、欧米の人気の街でのビジネススクールでMBAを取得するには最低でも800万円は覚悟しておく必要があります。もちろん国内でも人気の都市圏では住宅費・食費は2年間で400万はかかると思いますので、「フルタイムMBA」で考える場合は結局のところ総額はそれほど変わりません。
次にMBA取得に必要な授業料が地域を問わず全体的に上昇傾向にある点については、グローバルレベルではMBAというマネジメントスキルを有する人材のニーズが常に存在しているという点に尽き、その自己投資に見合う収入面でのリターンが存在することの証であります。事実、日本国内でもこの10年間でMBAの取得費用は感覚的に10%は上昇していると思われます。
最後になりますが、欧米でのMBA取得に伴う生活費がなかなかの曲者で、ロンドンやオスロなど物価の高い地域となると2年間で400万を超えることも珍しくありませんので、欧米の人気の街でのビジネススクールでMBAを取得するには最低でも800万円は覚悟しておく必要があります。もちろん国内でも人気の都市圏では住宅費・食費は2年間で400万はかかると思いますので、「フルタイムMBA」で考える場合は結局のところ総額はそれほど変わりません。
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