高度な知識と実践力を有するリーダーを育成する
ビジネススクールとは経営学に関する大学院教育を指し、修了者には学位としてMBA(実務経験必要)もしくはMSc(実務経験不要)を授与する場です。名商大ビジネススクールの特徴はケースメソッドによる実践的な教育と国際認証を通じた質の高い教育研究です。特に国際認証を取得したビジネススクールは教育ミッションに基づく絶え間ぬ変革が求められ、認証校同士による提携も盛んです。
本学は国際認証の取得/継続を通じてビジネススクールとはどうあるべきかを考え、他のビジネススクールとは一線を画す教育環境を求めてきました。また社会人を対象としたマネジメント教育を一層拡充させるため、東京、大阪、名古屋にキャンパスを設置。学位としてのMBAのみならず、社会人教育としてのMBA単科、企業研修教育、オーナー企業向けの事業承継教育など、先進的な教育が展開されています。
国際認証
Accreditation
国際認証(AACSB,AMBA,EQUIS)によってその教育品質が認証されなければそのMBA教育は「自称」に過ぎません。現在、マネジメント教育を提供する世界のビジネススクールのトップ3%のみがこの国際認証に合格しています。名古屋商科大学ビジネススクールは学部・大学院で国際認証を取得した国内唯一の大学です。
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AACSB国際認証はマネジメント教育の第三者評価機関として世界一の歴史と権威。特に教育の質を追求することで知られており、AOLと呼ばれる改善プロセスをどのように運営しているかが問われます。認証取得後も毎年の改善レポートに加え、5年ごとに実地審査を伴う継続認証プロセスに合格しなくてはなりません。
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世界3大ビジネススクール国際認証機関の1つで、欧州を代表するAMBA国際認証。実務経験を有する社会人プログラムを実施することを認証条件とし、カリキュラムの内容の細部に至るまで審査する点で他の国際認証よりも厳しい選抜を実施。
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EQUISは教育機関全体の国際性を重点的に審査する国際認証として知られ、EFMDが任命する審査団による厳格な審査(国際性・倫理及び社会性・産業界とのつながり、の3つの重点項目に加えて、教育課程や研究活動の品質など90を超える項目)に合格した教育研究機関のみが取得できます。
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1973年にHEC(フランス)、NYU(米国)、LBS(英国)が協力して学問的かつ制度的な障壁を克服して交流活動を実現した、世界初の国際的な交換留学ネットワークとなります。
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1981年に誕生したExecutve MBA Councilとは、国際認証を有しかつExecutive MBAを長年運営してきた高品質なビジネススクールのネットワーク。
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2001年に韓国のビジネススクールKAISTが発起人となり設立。以来、アジアのビジネススクールのリーダーが集いその課題を議論する場を提供。
MBAランキング
MBA Ranking
本学のMBAは世界3大ランキング(QS、FT、Economist)として知られるQSとFTより国内1位の評価をいただきました。さらにビジネススクール教育の世界的調査であるEduniversalから全てのMBAプログラムが、昨年に続き国内第1位を獲得しました。税理士養成課程は「税法学部門」においてアジア第1位、世界第3位にランクイン。さらに今回も週末型MBAにおいて起業家養成部門でアジア第1位、世界第25位という高評価を受けました。実務経験豊富な社会人を対象とした「Executive MBA部門」においても、4年連続で国内第1位と評価されています。
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FTランキング
アジア太平洋18位
国内 1 位
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QSランキング
アジア太平洋15位
国内 1 位
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Eduniversalランキング
アジア1位
国内 1 位
選ばれる理由
Our Advantages
本学では、社会人の方が働きながら集中して学べるキャンパスを提供しています。2015年に名古屋駅前に完成した名古屋丸の内キャンパスは、世界の名だたるビジネススクールの協力下で設計された日本初となるビジネススクール専用キャンパス。また、東京・大阪の交通至便なキャンパスは外部からも高評価を得ています。海外のビジネススクールへの留学支援も充実し、世界を代表するビジネススクールであるハーバード・MITスローン・IMDへの短期留学支援制度も行っています。
世界標準の経営教育
国際的に認証された世界標準の経営教育をEMBA/MBA/MScとして東京・大阪・名古屋にて展開。社会人MBAの先駆けともいえる週末型MBAは2003年から続く国内で最も歴史ある社会人教育です。現在、参加者の95%以上が豊富な実務経験を有する社会人MBAで、英語MBA課程には世界40カ国からの国際学生が集っています。
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世界標準の教員構成
本学の教員は、AACSB・AMBA・EQUISが定める教授領域と関連した実務経験、論文・著書の実績など、いくつもの厳しい国際基準をクリアした実務家教員。いわゆる「研究者を育成するための一方通行の学術講義」とは異なり、実務で得た経験や知識を講義に反映させることで、ビジネスに直結した実践的な学びを提供しています。
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社会人海外学修支援
社会人にとって海外留学は現実的には難しい選択肢。そこで本学は、ハーバードビジネススクール、MITスローン、IMDビジネススクールとの協力関係により「社会人海外研修支援制度」を2005年に開始。渡航先で3日間から7日間の短期間で充実した学修体験を行うことが可能です。参加者には奨学金給付とともに単位認定を行います。
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学修環境
Facilities
ビジネススクールとしての過去の歴史と未来へ向けた革新を体現した教育環境は、イノベーションを生み出す環境としてビジネスエリートに様々な刺激を与えてくれます。中世の修道院をモチーフにしたゴシック様式のエントランスから最上階の小型放送局レベルの最新設備ホールまで、ビジネススクールとして積み重ねてきたマネジメント教育の基盤と30年先のマネジメント教育を見据えた未来がここにあります。
ニュース
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MBA体験授業を開催しました《大阪》
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MBAオープンキャンパスを開催しました
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第7回「アントレセンターイベント〜ピッチ&ビアラウンド3~」開催します
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《英語MBA》 トヨタ自動車工場見学
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日本初のCDO・長瀬次英氏インタビュー《マーケターに聞く》公開
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春のオープンキャンパスを開催しました
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栗本教授によるMBA体験授業が開催されました
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マカオにてシルクロード研究会議が開催
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ケースメソッド教授法勉強会が開催されました
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シルクロードプロジェクト研究会議が開催されました
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《女性キャリア支援》オンラインMBA入門
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- #ケースメソッド
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平成31年度入学式が行われました
MBAとは?MBA取得の意味と価値
MBAとは
About MBA
MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。
MBAの価値
MBAの価値は究極的には教育費用対効果(ROI)で測定され、多くのMBAランキングにおいて最も大きな比率(40%-60%)を有しています。その算出方法は単純でして、年収上昇(卒業後-入学時)/(卒業にかかる費用)で表現されます。正確には地域のインフレ率や給与水準も加味されますが概ねこのような式で計算されます。
国内で取得するMBA
国内MBAを数字で表現すると以下のようになり、参加者平均年齢が国際比較で少し高い傾向になるのが特徴といえます。これは多くの国内ビジネススクールが働きながら学べる環境を提供していることに由来しています。国際的にも同様の傾向が確認されており、仕事を離れてMBAを取得するケースは限られています。また、国内であっても学位の国際通用性の観点から国際認証校を検討することが一つの目安になっています。
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修了年限
標準 2 年
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実務経験
最低 3 年
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参加者
平均 35 歳
トリプルクラウン校とは?
MBA教育とは米国由来の学位であり、正式なMBA教育として活動するためには世界に3種類存在する国際認証を取得することが求められます。そして、この3大国際認証(英国AMBA・米国AACSB・欧州EQUIS)全てを継続している状態を「トリプルクラウン(三冠)」と呼び、世界で2万ほど存在するMBAの中で最上位グループとして識別されます。トリプルクラウン校は現時点で世界に110校ほど存在し(2024年時点)、国内では名商大ビジネススクール(NUCB Business School)となります。
MBAの歴史
MBA教育は研究者ではなく企業経営の実務家の養成を目的とした伝統的な経営教育であり、世界各地で実務家の利便性を考慮した教育課程が行われています。
- 1819年:ESCP EUROPEが世界初のビジネススクールを設立
- 1881年:ペンシルベニア大が米国初のビジネススクールを設立
- 1900年:ダートマス大学がMBAの前身である商学修士号を開始
- 1908年:ハーバード大が世界初のMBAを開始
- 1943年:シカゴ大が世界初の管理職向けのExecutive MBAを開始
- 1950年:ウェスタンオンタリオ大が米国外で最初のMBAを開始
- 1957年:INSEADがヨーロッパで最初のMBAを開始
MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じていると考えられています。
MBAの種類
MBAは世界に16,000の教育機関が提供しているといわれ、大きく以下の2種類に分類されます。前者は仕事を継続しながら土日や夜間にMBA取得を目指すスタイル(パートタイムMBA)に対し、後者は一旦職場を離れてMBA取得を目指すスタイル(フルタイムMBA)となります。どちらのスタイルも世界中で定着しており、企業人事からの評価の面でも大きな違いはありませんので、自分自身のキャリアや様々な施薬条件を検討して選択することになります。
- フルタイムMBA
- パートタイムMBA
重要なのはMBA教育の質保証の観点です。MBAとは経営管理に関する修士課程であり、当該教育課程の「品質」を一体誰が認証しているか?という視点がビジネススクール選択において大切な役割を持っているためです。パンフレットやウェブサイトでは測り知ることのできない教育力、研究力、国際性、を専門家が認証する枠組みが世界には3つ存在します。
- 国際認証MBA(AACSB・EQUIS・AMBA)
- 国内認証MBA(大学基準協会)