税理士・公認会計士ネットワーク開催(2024年9月15日)
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名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在学生がメンバーとなっている税理士・公認会計士ネットワークの第11回勉強会が京都・妙心寺にて開催されました。 妙心寺は、かねてより厳重な会計制度に基づいた寺院経...
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ネットワーク活動レポート
Network Report
第5回目の事業承継ネットワークによる勉強会が開催されました。今回はHybrid方式で開催され、参加者は、オンラインでも参加することができました。また、名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在学生だけでなく、事業承継に興味がある名古屋商科大学の学部生(BBA専攻)も参加、総勢24名で、今回のテーマとなった「ファミリービジネスのジレンマ」を取り扱ったケースについて活発なディスカッションをしながら、ファミリービジネスにおけるコーポレトガバナンスの特殊性に関する考察を深めました。
今回は、2021年3月にEMBAを修了された鎌野寛さんがプレゼンターとなり、主人公が副社長、従兄が社長である、いわゆる同族経営会社における、主人公が抱えている経営上のジレンマを取り扱ったケースを発表しました。主人公が抱えるジレンマとは、支配的株主である従兄の社長が個人的に始めた別事業にのめり込み、会社の資金を無秩序につぎ込んでいくことに対して、「実質的に会社を経営している副社長の主人公は容認すべきか?」「諫めるべきか?」「そもそも諫めることができるか?」「どの様にすれば諫めることができるか?」です。参加者からは、「従兄弟といえども社長は自分(副社長)を自由に解任できる株の力を持っている」「地方都市で公共性の高い事業を営んでいる同社は例え社長といえども自由勝手には経営してはならない」など、様々な角度から意見が出ました。ファミリービジネスにおけるコーポレートガバナンスの特殊性が改めて認識され、経営に関わるファミリー間のコミュニケーションの難しさや重要性についても再発見できた今回の事業承継ネットワーク勉強会でした。
ファミリー企業の方に限らず、名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在校生・教員で事業承継に関わる様々なことに関心のある方々が、皆が自社の経営課題として捉えて積極的な勉強会を行います。
栗本 博行 | 教員一覧 | 名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
https://mba.nucba.ac.jp/faculty/kurimoto_hiroyuki.html