Global MBA®は名商大ビジネススクールが提供する、企業の国際的活動に対応したマネジメント教育を行う教育課程の名称(登録商標)です。では他のMBAとは一体何が異なるのか?今回は名商大が提供するこの「Global MBA®」の魅力について詳しくご紹介したいと思います。
Global MBA®(グローバルMBA)
「国際マーケティング」、「現地法人マネジメント」、および「国際的な業務提携プロジェクト」など企業がアジアなどの海外に進出(もしくは業務提携)する際にマネージャが直面するであろう意思決定課題にフォーカスしてすべて英語でケース討論を行います。例えば「事前調査では考えもしなかった事態の発生」や「現地の実態と本社経営陣の認識の乖離による無理難題」はよく聞かれる話ですが、それ以外にも国内では「阿吽の呼吸」や「空気を読ん」で何の問題もなく解決するはずの課題/話題が、大きなトラブルの元に...など、多様性に富んだ現地法人では小さな判断ミスや誤解が大きな損失に繋がりかねません。
もちろんMBAでも類似の議論は出てきますが、Global MBAではケースが全て英語になり、教員も外国人になり議論も英語、そして受講生には外国人を迎えたり、スタディツアーの実施など、より議論の多様性を高めるための工夫・配慮がなされます。また、Global MBAではこうした海外展開に伴う意思決定以外にも、ネゴシエーションやプレゼンテーションなど日々のコミュニケーション能力の向上も目的としていますので、将来の海外展開、国際提携、海外赴任、海外出張、海外M&Aに備えようとされる方も多いです。
入試選抜における差
このようにGlobal MBAはMBAよりもケース討論において考慮しなければならない要素・範囲が広がるため、実務経験年数以外に、語学力、多国籍企業での実務経験もしくは海外駐在経験、などプラスアルファの要素が入試選抜において求められることになります。一方で「Global MBA Track」とは、通常のMBAもしくはEMBAに入学して標準的なE/MBA科目を日本語で履修した後に、追加的に国際色の高い「Global MBA科目」を英語で履修する事になります。
国内におけるGlobal MBA®
Global MBAは、名古屋商科大学を運営する栗本学園の登録商標であるため、許可無く印刷資料、Webサイト、および学位記等に使用することは商標権侵害となります。英語によるMBA課程を提供する場合は、一般的な表現となる「International MBA」など別の文字列で表記することが求められます。